・・・。[知人と、知人に良く似た人の顔を順番に見つめる。自分達が何故この地で出会ったのかは未だに謎だったけれども、今は真実を追究するよりも出会いの奇跡に感謝する気持ちでいっぱいだった。]そうそう!これから僕が急いで皆の似顔絵を仕上げるよ。すぐ終わらせるから、お茶でも飲んで待ってて。[愛用のスケッチブックと木炭を取り上げて、自分が尤も得意とすることで更なる思い出を作ろうと笑いかけた。*]