人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


中学二年生 イェンス

うん、先輩と、僕の……だから……。

[見つめる視線はほんのわずか下から。

 軽く首をかしげ受け止めながら、肩に置いた手を離す。
 掌の中、僅かに残る彼女の体温がなんだか名残惜しく思えた。]

うん、僕は大丈夫です。
きっと、ね。

先輩こそ、一人で背負い込んじゃダメですよ?
その……吐き出したいこととか、あったらちゃんと聞きますから。

[知られたくないこと。
 気にはならないと言えば嘘になる。
 けども無理に聞きだすつもりはない。
 話してくれるその時までは。]

(65) 2014/11/15(Sat) 00:18:28

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