人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


死せる忠臣 クレステッド

― 橋の南側平原 ―
[ゴブリン相手と言えど、数千と言う大軍に一度に魔法を掛けた身。
流石に、かなり大きな疲労を感じてしまう。
正直言って、暫く魔法を使うことは出来ないだろうし、剣技だけで戦うのも望み薄。

だからこそ、苦肉の策とは言え、船団を数で押す戦略が一定の戦果を上げている様子を見れば、軽く安堵もする。>>58

しかし、それ故だろうか。
騎馬隊対策には采配を振るうと決めていたにも関わらず、騎士に高らかに叫ばせる余裕>>59を与えてしまうなどとは。
攻撃魔法の一つも使えれば直ぐに薙ぎ払ったのだが、今はそういうわけにも行かない。]

……射殺せ!

[疲労を隠した冷徹な声で鋭く命じれば、叫んだ騎士に向けて毒矢が放たれる。腕力だけは人一倍のゴブリンやオークが投げた石も混じる。
いずれにせよ、一騎討ちに応じるだけの余裕は彼にはなかった。]

(65) 2014/09/20(Sat) 18:47:53

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