人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


聖歌人 ローズマリー

[カレンにて今後の方針が纏められている頃、ローズマリーは外の空気を求めて街の中を歩く。
あちこちで惨劇の痕があり、憲兵や騎士がそれを片付けていたり、犠牲になった者の縁者が嘆いたりしているのが見えた。
その一画で、何やら怒鳴るような声がするのを耳にする]

 ……なに…?

[声のする方へと向かうと、数名の騎士達に対して言い募る一団が目に入った]

 「俺達を護ってくれるんじゃなかったのか!」
 「何もかも滅茶苦茶だ!どうしてくれるんだ!!」
 「こんなことになるなら向こうに投降すれば良かった…!」

[口々に紡がれる言葉は騎士団を非難するもの。
騎士達は宥めようとしているが、街の人達は憤慨する一方だった]

(65) 2014/04/04(Fri) 19:37:52

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