>>64
[リビングに差し掛かると、アレクシスとドロシーの姿が見えた。アレクシスがドロシーの頬に指を滑らせているのを確認すると、ドロシーの背後に歩み寄る。]
牧師様。何してるの?
[アレクシスへ微笑みを向けるが、目は笑っていない。しかし、視線を落としドロシーを見つめ、ドロシーの肩に手を当てると暖かい気持ちになる。ドロシーとは身長差がある為、自然とドロシーの顔を上から覗き込んでいる形となった。]
このすべすべ、お肌を独占しようとしてたの?
[優しく控えめなドロシーを撫で繰り回すのに、こちらはどれだけ葛藤したと思ってる。]
ダーメ。させない。
[これ見よがしに、ドロシーを背後から抱き寄せる。ドロシーの頬をぷにぷにと触ると、「ふふん」とエーヴァルトに羨ましいだろうと視線を送った。]