人狼物語−薔薇の下国

554 虹竜彩菓 ― 騎竜師学校祭典中 ―


修練生 シメオン

[ぽーんという擬音が付く勢いで、キャラメルの袋は、
少年がお椀で作った手の端に当たって、跳ねて、
そうして高らかに見えなくなった。
もしお椀の真ん中で受け止められていれば……と思わずにはいられない]


解決に近付いてる。
そうだといいね。ぼくらには信じるしかない。

[無事お菓子をひとつ捕まえたアイリの言葉に頷いて。>>39
一緒にあたりを見回した。
お菓子の近くには魔法生物もいる――というのは、
この短い時間で得られた経験則。

……案の定、水晶細工めいた仔兎がぱらぱらと現れ。
落ちていたお菓子のひとつに近付いている]

(65) 2021/12/08(Wed) 23:43:58

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