人狼物語−薔薇の下国

340 下克上の服従試験


従者 ウェルシュ

…ええと、姫様。
こんな時に言うのはおかしいかもしれませんが……、好きです。

[口にして照れ臭そうに笑った。笑ってしまったけれど、勿論冗談ではない。
気恥ずかしさを誤魔化す為にも、傷付いた彼女の為にも、羽を一振りして速度を上げる。

大鷲と少女は、そのまま南の彼方へと飛び越えて行った。

(65) 2015/06/08(Mon) 21:14:57

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