[しばらく経ち、捜索が周辺の部屋に拡散し、静かになった頃――訪れる人影ひとつ(>>42) 口笛を鳴らすと散っていた手下どもが集まり現れ、白煙をあげながらその人物を囲むように周回を始める――には長椅子などが邪魔でそこまでは叶わず、少し残念そうに止まったのはややご愛嬌] おおっとォ、そこのあんた待ちな! ここはあたしらマイユマート界賊団の縄張りだ。 というわけで―― ――金目の物は置いて行きな、さもなきゃ痛い目見るよ?[長椅子の上に立ち、見下ろしながら人差し指を突きつけた]