[ やがて、問い掛けに返った言葉は>52終わりまで、静かに聞いて]夢を掴むために駆け抜けた場所、か、なるほど......[ カークの夢が、どんな形のものだったかを男は知らず、それを尋ねようとも思わない。けれど、今は素直に懐かしい、と、そう告げた声音の深さが、この地への彼の想いそのものなのだろうと理解して ]では、やはり、この場を歪めるものは掃除しておかねばいけないな。