人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

[巫女姫姿では結い上げている髪は、今は真っ直ぐ下ろされている。
背中で揺れる毛先や、簡素な平服に、
慣れたような慣れないような――曖昧な心地を抱く昼下がり。

なにやら熱心に議論を交わしている声>>4に、
自然と耳は傾けられた]


ロイ兄様がおっしゃる意味は分かります。
……、でも。

[熱弁が途切れた合間を縫って、議論の場に近づいた少女は疑問を零す]

軍属の方々は此の国の自衛のために、
今この時も鍛錬に励んでいるのではありませんか?

[“その時”が来るまでは過去も未来も変わらぬであろう、平和ゆえに弛緩した軍の現状>>18を、少女は知らない。
故に、自衛の力は既にあるだろうと信じて疑わぬ宵藍の双眸が、
不思議そうにクロードを見上げた**]

(65) 2015/03/06(Fri) 16:47:57

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