[多くの命が消えていくのを見続けた、白い猫を。
優しい手で抱いて、辛いよな?と尋ねてくれたソマリ>>5:228。
AIなりの“こころ”を持つ猫には、無理に笑ったような笑顔と共に、
彼の方が、よほど辛そうに見えて。
碧い瞳から ぽろりと、一雫の涙を零したのだったか。]
ソマにゃん……もう辛くないにゃ?
[ソマリは最後に何を……誰を想ったのか>>6:237。
どこか、安らいだようにも見える寝顔を確認すると。
いつも優しかったソマリが、“人狼だと知る白い猫は
哀しみを湛えた瞳で…けれど小さく微笑んだ。]