― サクソー川/橋の南側 ―[最後の命に応じ、敵陣が様相を変えて行く。北へ、同じ志持つ者の元に向かわんと] 引くなら、追う必要はねぇぞ! 無駄な血を流す必要はねぇし、何より。 我らが主君の願い、忘れちゃいねぇだろっ!?[投げかけた言葉に、追撃をしようとした兵の動きが止まった。空白が生じる。その間に、重歩兵を殿に後退していく中央の攻め手たち。>>35彼らが自らの将を連れて行くなら、それを止める事もなく]