……旦那、傷の手当ては、ちゃんとしとけよー? あいつ、砦もう抜けてるから。 もうすぐこっちに来るぜ。[さらりと告げて、視線向けるのは北の空。自分の怪我の事を指摘されたなら、は、と息を吐き] ……わかってるよ。 怒られ確定してんだから、観念するさ。[冗談めかした口調で告げる。妙に達観した口調は、既に怪我の事も知られている、と伺わせるか]