[ コンスタンツェさんは、その言葉を聞いてどう思ったのだろうか。
僕はずっと肩に着けていた鞄を取って、中からぎゅーっと押し潰されたコッペパンを取り出した。]
ちょっと凍ってる…
ひんやりしてて良いか…
[ コンスタンツェさんにも分けようかと思ったが、お腹がいっぱいらしい。どこかで"食事"を取ったのか…?
最初の敵、コッペパンに慎重に一噛み目…、なんとか食べれるようだ。
気になった僕は、鞄の中身も事件が起きていないか、確認した。紙は少しぱりついていたが、問題は無さそう。
少し食べていくと、挟まれたハチミツとマーガリンが出てくる。きちんと食べていなかったせいか、その味はとても美味しかった。]
んん、んむ。
一個じゃ満足はできないけど
とりあえず生き返った…。
[ 一時の休息と食事で、生命力は回復した。]