[自身が『グローランサ』である、という事。
少年時代の憧れだった軍に入る契機となったそれに対する想いは色々と複雑ではある、が。
今では色々と吹っ切ったり割り切れたりしている、から。
そういう意味では、経験に差がある>>53と言えるのだろう。
いずれにしろ、『力』というものに前向きな青年が、同じく『力』を持つ者を拒否する理由はない。
だから、指揮下に入る、というサシャに了解、と返す事に躊躇いはなく。
そも、他者の力に関わるものを見る事にも違和感などは基本、覚える事はしない方なのだ。
それでも、唯一驚いたのが、昔見た先輩と呼ぶ人の自主練と称した遊びだった──というのは、ちょっと置いておいて]