人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


天使長 ジークムント

―天使長私室―
[ゲルトを連れて部屋に戻り。]

ゲルト。
まずは落ち着くのだ。深呼吸をするのだ。よいな。

[という本人も落ち着きをだいぶ欠いているわけだが。
目に見えて焦った様子で部屋の奥から大鏡を引っ張ってくる。
普段の彼からすればだいぶ挙動不審である。

これを見せた後のゲルトがどう反応してもいいように、自分も二度深呼吸をしてから]

ゲルトよ。
これが今の貴殿の姿だ。

[そう言い、ゲルトに自身の全身が見えるように、大鏡を移動する。

……なお、この時本人は気づいていない。
部屋の扉を閉めるのを忘れているということに………。]

(64) 2014/06/22(Sun) 06:19:52

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