人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


銀月の奏者 ソマリ

― 舞踏場・近辺 ―

そう……『種』は、文字通りの『種』……可能性を芽吹かせるもの。
それを受け入れぬ者に刈らせてしまう訳には、ねぇ。

[『異形種』というモノに、絶対の認識を持つ奏者の声に揺らぎはない。
彼にとっては、それを否定する要素は何一つ存在しないから]

ああ、複数の狩人が入り込んでいるようだね。
クレステッド君は、自ら狩りたい者がいるようだったから、ソレを探しに行ったんだろう。

……琥珀の風刃……か。その名は、初めて聞いたかな。

[何気ない口調で返しつつ、ヴェルザンディの声の微かな震えに奏者は目を細める]

(64) 2014/06/04(Wed) 00:37:58

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby