人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


闇炎虎 タイガ

ん?

[ そして、再び踵を返して歩き出そうとした時、アイリ同様、小さな獣の姿に目を留める>>59 ]

ふん。偵察か。

[ 殺気も敵意も見せない、そして、どこか気配の薄い獣は、男の食指には触れず、アイリが近付いて行くのも放置する。

それでも、その場を立ち去らず、刀の柄に手をかけはしたのは、相手がどう出るかを見定める気だけはあったからだが ]

...狼の匂いがするな。

[ ふと、吹き抜けた風に顔を上げ、目を細めた。

以前、幾度か、狙う獲物が『被った』ことのある若いハンターの匂い...狼の獣人であるその相手を、男は、それなりに評価していた。

つまり、退屈しのぎの遊び相手になり得る存在として ]

(64) 2017/04/30(Sun) 01:34:14

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