[シロウ、コンスタンツェと出てきた占い師を順番に責めているドロシーという女性が、彼女には白く見えていた。次いでアイリだろうか。彼女には、この手のタイプの狼に煮え湯を飲まされた経験があったが、だからといって白く見えることには変わりがなかった。好みでもある。対して彼女は、レトとスノウに黒い印象を抱いていた。ただ、どちらももう少し見たい要素だったためか、また言葉数が増えてから判断しよう、彼女はそう思った。]