[ユーリエは組織から渡された名簿と、皆の発言を照らし合わせた。]
全員が占い師かどうか申し出てくれたようだね。
つまり
占い師は 【情】イングリッド、【流】ディーターの二人 だ。
どちらかは偽物なんだろうが、組織の人間を見つけてくれたまえ。よろしく頼む。
[何人かは既に宿に戻ったようだ。こんな時間だ、仕方がない。ユーリエも眠気を感じてきた。]
占い師の数も決まった。
霊能者は次に喋るとき、霊能者もしくは共鳴者として出てきてくれ。
「私は霊能者か共鳴者です」と言ってくれればいい。
その後は霊能者らしく振る舞ってくれ。
そうじゃない者も、次の発言で「違う」と言って欲しい。
[ユーリエはこれと同じ旨の張り紙を、掲示板に貼った。]