[突然現れた白い少女>>60にビックリするが]
わっ…嬢ちゃん、早起きだねー!…ドーナッツ、食べる?
[脳は半分眠ったまま。サクサクのドーナッツを半分に千切り、ミルクたっぷりのコーヒーに浸して差し出した]
太っ…いいよ、どうせ恋とかしてないし、体力仕事だし…
[急にコーヒーをグイッと煽る。熱い液体が喉を流れていく]
私だってさ!女の子たちみたいな恋愛して、本命チョコ渡したいよ!
けど、迷子がいれば仕事せざるをえないんだよー!
爆発騒ぎがあれば緊急出動だし?しかも理由がチョコだし。
ついこないだ年が明けたと思ったら、もうバレンタイン気分だもん、仕事ばっか時間経つの早過ぎてやんなるよ。
どうせ私みたいな男女なんて今年も友チョコの運命なんだちくしょー!
恋人なんて爆発してしまえー!!
[馴染みの白猫を思い出させる少女に、つい愚痴を吐いた]