―露天風呂―
[ラフィと別れた後、脱衣所で服を脱いだら、タオルで身体を覆い、湯がある所へ向かった。]
うわぁ……。
広いですぅ。湯気もスゴいですぅ。
[ただてさえぼやけて見えるのに、湯気で視界が遮られて。
転ばぬ様に手で伝いながら、タオルを湯船の縁に置いて湯に浸かると、少し熱く感じる。]
タチアナさん、居ますかぁ?
[タチアナが何処に居るか分からずキョロキョロとしてると、彼女が見付かるのか。
はたまた、
タチアナから此方に寄って来て貰えるだろうか。
どちらにしても、先客に話をするだろう。]