「クロイス殿はこちらか?門封印の隊が出たとお聞きしたのだが。」[隊長と思しき男が下りてきて問う。事情を話せば賞賛と哀悼を示した後、帰還の手助けを申し出てくれるだろう。彼こそ、かつてソマリアランが大陸を巡って刃を合わせ、門が開く危険性を説いた勇士のひとりだった。]