イェンス…。[これから行く大空を見上げ、そしてイェンスを見>>47真っ直ぐ上を指差した。]ずっとさがしていた人が、見つかったんだ。だってね…さっきから私を何度も何度も呼んでいるの。忘れないよ、あの声。[声音は嬉しそうなのに、顔は今にも泣きそうで。イェンスの手が差し伸べられるのを見ると、堪えきれずに何度目かの涙をぽろりと零した。]