―医務室―
[ダーフィトの話に相槌を打ちつつ、シメオンの疑問に頷きつつ、話を聞いていると、カークが目を覚ましていることに気づく。
まだ幾何もたっていないのだから、と、窘めようとしたところ、語られたその内容に耳を傾けつつ。]
フィオンが……ハダリーを。
[その名が出たことで、ふと思い出すもの。
シメオンが頷きを寄越すのに>>50、こちらも頷きで返して、ダーフィトに向き直る。]
僕の足元に、投げられてきたんです。
どうやら、新品のヘッドセットのようなのですが……。
[何が入ってるの?と尋ねるエレ>>61に、そう答えつつ、やはりハダリーとダーフィトの接点が掴めなくて首をかしげる。
一旦休憩しようと、はふっと息を吐き出して、立ち上がった。]