――しつこいですね![怒声を張って弓を振り上げ、逃れられる前に悪魔を斬りつければ、これでようやく残数0だ。は、と息を吐いて、ヴァイオリンの弓を力なく下ろす]コンラート、無事ですか?[疲労の滲む声で青年の名を呼んで、彼の方へと歩み寄った。途中、落ちたジェムを回収する事も忘れない]お蔭で助かりました。私一人で相手するには、少々厳しい数でしたから。[実際、彼が来てくれなければ、セルウィンはもっと悪魔達に手こずっていた事だろう。感謝を述べて、微笑みかける*]