ぐっ……[濃度の濃い場所に埋まるように入り込む。さすがにこれは苦しい。だがそれでも止まらない。意志にのって蔦が蠢き、螺旋を描くように回転する] 貫けぃ!!![拳を突き上げるようにして、光を帯びた螺旋が覆いつぶさんと迫る暗黒の流動体を抉り貫き自身を押しつぶそうとしていた虚無を散らした**]