ええっ？！シモンさんが？［誰かの大声>>11に驚き、クララは動きを止める。ひとまず結論は後回しにして、声のした方へと向かった。 結局妥協案。食事に混ぜたのは、ただのオオカミが食べられない干しブドウと香辛料。実際のところは分からないけれど、残した人が怪しいと妄言を放ちつつクララは何も期待していない。気休め。 その時、あまり使っていない予備のほうの水瓶に顔料を落としてしまったのは。慌てていて気付けなかった。］ また、決められなかった。［自分は、弱い。］*
