[ゆっくりと相手に視線を移して。数拍の逡巡ののち、指で頬を掻く。] …えっと。 ちょっと土産あるから! 後でまた![掲示板前での動向をしっかり見られていたなど知らず、革袋を軽く持ち上げて振る。部屋は同室だ。ここでなくとも時間はある。もう一度布と手に視線を移すが――今は何を言うでもなかった。]