[やがて歩みを進めれば、斥候部隊の天幕まで着き]よし。そんじゃ部下への伝達は頼んだ。…あちこち歩いたら、ちっと疲れちまってさ。[いつもより顔色の悪い表情に、強がりを消した笑みを乗せる]――ああ、そうそう。言い忘れていた。[天幕に入ろうとした足を止め、ダーフィトを振り返る]