[やがて森の様子に、少しばかり変化が現れる。 どこから流れ込んでいるのか、足元に小川のせせらぎがあった。 その先は、領域の中心と思しき方向と、そう外れていないように見える] これも何かの導き、でしょうか……。[他に目印になるものもなく、とりあえずその水の流れを辿ることにした。 そうして、更に進んでいった先。 やや疎らになった木立の合間に、先とは異なる人影>>27を垣間見た]