[ 男は他者との関わりも、関心を抱く事も薄い生活を送っていたから、アイリの心の機微に同調する事はない。彼女の漏らした懊悩にも>>57ただ肩をすくめて見せただけだ ]まあ、好きにしろ。[ 男自身は、この場にどんな思惑が働いていようと、気にかけはしない。乗せられるのを癪だと考えるほどにも、だ。戦うのが面白そうな相手と出会えば遠慮無く戦う。普段とさして変化はない ]