――安心するがよい。 事が終われば、どちらも望むままにしてやろう。 だが、今は過去に拘ることも、未来へ望み持つことも許さぬ。 全ての意志を、私に委ねよ。[表情隠しての問いへの答えは、僅かな安心材料にはなろうか。 しかしその思いすら、切って捨てるが如く言葉を加えた]