[クララの案内で図書館に到着する。>>61
手慣れた流れで灯りを点してくれたことには感謝し。
その「資料」がカウンターの上に置かれていたことには……]
あれ、俺の前に誰か読んでたんかね、これ?
[クララが昨日読んでいたそのままとは知らなかったので、単なる好奇心で聞いてみた。
クララの質問には、少々考えこむ様子を見せるが…………
十秒程度して、ようやくどう答えるか決めたようで]
昨日オットーと話してたらよ、前に“人狼”とやらが現れた時も、大きな嵐があったってゆーんでな。
俺は直接見たわけじゃねえから人狼なんざ信じてもねえけど……
どういう状況だったのか、くらいは知っといてもいいかと思ってよ。
[クララの物言いに対しては、特に不愉快でもなさそうに]
そりゃな。
正しく怖がることってのは、身を守るために必要だぜ?
[と、それっぽく言ってみた]