人狼物語−薔薇の下国

448 vinculum lapis


黄玉の皇龍 オズワルド

[龍族の歴史は古く、その考え方や暮らしぶりもまた古い。険しい山奥の里に籠もって、他者との交わりを避け、地脈を守護するという古来からの役目を継ぎ伝えてきた。
しかし、長年の間一族のみで暮らして来たが故に、徐々に近親婚による血の衰えが産まれる仔の数の減少と、無事に育つ確率の低下となって現れ、数百年前の長は、一族の滅亡を避ける最後の道として、外よりの血を入れることを選ぶに至った。

以来、龍族の若者は、適齢となると、伴侶を捜すために里を出る事を許され、その若者達から産まれた混血の龍族が、今や里の9割を占めている]

[皇龍、と呼び習わされる龍族の長の直系は、それでも100年前までは純血を保っていた。だが、先代の皇龍は、伴侶として人間の娘を迎え、そこから産まれた長子がオズワルドだった]

(63) 2016/09/15(Thu) 02:06:07

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