―朝:談話室―[肩や首元の痛みを堪えつつ、厨房で常の倍以上の時間をかけレジーナと一緒にしていたように、温かい飲み物と軽食を用意して談話室へ運び] ……レジーナさん…。どうか、見守ってて…。[いなくなってしまったことが、まだ信じられないような気持ちで彼女とオズの大切にしていた、左の耳朶の薄赤に触れ、呟く。怪我の発熱のせいだけではなく、どうしても食欲のわかぬまま温かなお茶だけを口にして。ノートの記録を読み返しつつ、他の人達が起きてくるのを待つ*]