ソマリィ……!
[>>55血を失い、霞む視界の中、
アイスブルーの冷たい双眸がこちらを射抜く。
美しくも傲慢な笑みを浮かべ、
血塗れの口からは淫猥な語句が紡ぎだされた]
――……ッざけんな、ディークの前で、ンな姿、見せられるか
女みたいなお前は、大人しく俺に犯されてりゃ良いんだよ
もう一度"アレ”を喰わされてェみたいだな……!
[コイツならやりかねん、そんな危惧故か――…
咄嗟に、身体が反応する。
両脚を踏みしめ、軽く身を引くと、
間近に迫るソマリの顔面へと
―ゴツリ。
倒れこむような頭突きを喰らわせた*]