[>>37>>40呪いについて問われ、解答権を移され、男は眉を顰めた。シェイの前でこんな話良いのだろうかと思うが……時間がない。]
僕は…僕は、君に無理をさせたく…なかった。
[紡ぐ言葉は珍しく弱気だ。だけどそれもまた彼の本音だったし、真に思っていた事。]
だから、僕は君から距離を置いた…
君まで巻き込みたくなかった!!
[>>49顔を背けられた先で言われた言葉に胸を抑える。僕には能が無いから、だから、君を守る術なんて考えられなくて。>>51横で白い翅が諭せば、既に枯れたと思っていた涙が溢れ出て。]