[羨望の混ざった音を胸中に落とすと、ふっと武器の熱量は一度消えて。]来るなら、来ればいい。貴方の全力を、受け止めることが出来たら、私は ……[欲しいと渇望する物を想い描きながら、翼はぎしぎしと大きく、その羽をまるで受け入れるように無防備に広げた。]