人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

[視線を移した先は、白を纏う男。
心に氷を宿す…だったろうか。
言われた言葉を漠然と思い出し、再度少女へ視線を戻す。]

 …私は、幸いであったようですね。

[己を呼び出したのが、貴方で。

呟いた言葉は、独り言。
主に聞えたかは分からない。

対する青年と、花神へと目を向ければ、あちらはさほど“弄られた”様子は見えない。
けれど、青年が人ならざるわざを用いる以上、彼らにも何らかの契約が結ばれたはずである。

…あの、純朴そうな、青年も。
上空にいる女性も。

既に、ただの人ではないはずなのだから。*]

(62) 2015/10/06(Tue) 17:26:12

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