[やがて、不気味な水音を立てて魔物たちがぞろぞろと川辺から這い上がってくる。
大型の蛙を迎え撃つフランツ>>48を確認しながら、自分と同じく塀に上がって矢をつがえる人々へ声をかけた。]
オレは小型で素早く動きそうな魔物をまとめて射る。だから大きい奴はお願いします。
[そう言うや否や、矢を連続して放つ。ときには何匹かまとめて貫くことに成功するが、それに負けるとも劣らないスピードで次々と魔物が姿を現した。
それでも慌てず焦らずと自分に言い聞かせながら、フランツの背後から襲いかかろうとする魚型魔物に矢を当てていく。]