人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


辺境伯嗣子 オクタヴィアス

― 回想/16年前 ―

[二人だけに届く声を楽しんでいたせいで、重要なことをすっかり忘れていた。
それに気付いたのは、意識に届く声と同じ声が耳に届いてからのこと>>44]

 あっ。
 ぼくはオクタヴィアス・ノイアー。

 よろしくね!

[今気付いた、と分かるような声も零して、オクタヴィアスもまた名乗り返した。
その日は直ぐに分かれることになったが、以前のように残念には思わない。
離れていても届く声。心が繋がっているから]


[出逢って間もない少年を、テッドと愛称で呼ぶようになるのに然して時間はかからなかった**]

(62) 2016/02/12(Fri) 23:43:05

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby