……あれは……。[見えた姿。>>38そこにいるのが誰か、を見定めるくらいの冷静さは残っていた] ……そーゆー事、なんですよね。[小さく呟きと共に、睨むような視線を瞬間、投げて。逸らした瞳は、真っ直ぐに空へと向く。今、自分がやるべきは戻る事。それが、どんなに辛くても悔しくても] ……引かれるような後ろ髪は、あの時にばっさり切りましたからね![自分自身に言い聞かせるように、吐き捨てて。水面から飛び立った翼は、最も近い味方のいる場所へ──リオレ島へ向けて、飛んだ。**]