− 戦後 −
[ 各地の兵が野営地へと戻ってくる中、カナンに依頼されていた調査を行う。
ゼファーの元首と語り、隷属を拒んで一騎討ちを申し込んだという"トルーンのカレル"のことはすぐ知れた。
臨時拠点まで馬を走らせてみたが、意識不明で救護されているということだった。
容姿を聞いて、作戦の基礎となる土地と人の情報を出してくれた金髪の若者だと判明する。
彼自身、地形を活用してゼファーをよく食い止めたそうだ。
彼らの戦いの様子や問答は、数多の兵が目撃談をしてくれたが、やはり当人に聞きたいと思う。
目覚めたら知らせを遣すよう申し付けた。
まずは第一報、カナンに早馬を立てて知らせる。]