人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


天使長 シルキー

 ――……!?

[ようやく落ち着いた彼女は、予想だにしていなかった言葉>>60を聞き一瞬ぴしりと固まった。
また頭がぐるぐると混乱しそうになるのを必死に抑え、彼の顔が赤いことに気付く。
正直、好かれていないと思っていたのだ。
会議では常に衝突していたし、天使長になりたての頃は癖が抜けず、お世辞にもおしとやかなんて言えないことばかりして怒られていた記憶があるから。]

 ……っぁ、…ぅ…。

[何か言わなければならないと思うのに、色んな感情が混ざって声はまともな言葉にならない。
耳まで赤くなりながら、数度。深く息を吸う。

そして、唐突に。

彼の腕を引き、耳元で小さく小さく囁いた。]

(61) 2014/06/27(Fri) 18:01:51 (ruby)

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