ハッ、言ってて反吐が出そうだよ…!
[触れる手、囁かれる言葉(>>49)。何を考えている、何を言いたい、コイツ。止められた思考は未だ動けずに。]
ッ、しまっ―――
[不覚。内心で舌打ちする。馬鹿じゃないのか、俺。こんな奴の言う事に動揺して。あぁ、馬鹿だ、本当。本当に。]
…俺も、お前も。
[そう零す。意志と気力で支えているだろうその身体。焦点の定まらない銃口。寝てろよ、なんて思ったのはいつかの言葉(>>3:124)を思い出したからで。投げ出していた肢体に一瞬で力を込めて左手で銃身を掴み、右手を相手の首へ回せば渾身の力で相手を引き寄せて]
―そんな君が、
[唇を寄せて、囁き返し。]