なあ、……っ、なんでなんだ、 こんな事じゃないと、幸せになれなかったのか いつもの、…これまでの生活じゃ、駄目だったのか おれは幸せだったよ、 穏やかな日々を過ごす、皆を見てるのが、好きだった[彼がどう思っていたか>>0:308>>0:309は知らない。戦場で何があろうと、そんなことは関係がなかったのだ。己がこの村で、ただのシモンである彼に向き合う時には。 怪我が癒えていくのも、出来る仕事を探し出して村内で関わりを持っていくのも、良いことだと思っていた]