―“前庭”海域北方/第三艦隊 水雷艇―[敵巡洋艦の副砲>>28に、運悪く射抜かれたもの。あるいは敵巡洋艦の近くで、水雷を爆発せしめたもの。被害は、そして成果は果たしてどうだったか。沈没する僚艦を目の当たりにし唇を噛み締めながら、それでも彼らは生還を信じて艦を翻す―――*]