[>>49 笑顔のまま、続く領主の言葉には、]
そうですね。
長旅でクレメンス様達もお疲れでしょう。
どうぞごゆっくり御寛ぎ下さいませ。
はい、私は船でお待ちしております。
まさか、星でも見にお出掛けになんてなる事は―――……
無いと、信じておりますよ。
[物分りが良過ぎる位に、素直に頷いた。
夜逃なんて事はしないだろうと、念を押しつつ、]
では私はそろそろ失礼致しましょうか。
シメオン様、お土産頂戴致します。
[>>2:404 お土産をそっと懐に抱えつつ。
特に呼び止められなければ、会談の部屋から出ようとしたか。]