人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

[フレデリカの属する解放班は、速度より隠密を重視したメンバーで構成されている。
 作戦の順序としては、動き出しが一番遅く、また作戦の要である以上事前に発見されることだけは避けなければならなかったからだ。
 とはいえ事が起こった時目的地に到達していなければ意味がないので、あまりのんびりしてもいられない]

[到着後は、班の中でも幾つかの役割に別れて行動する手筈となっていた。
 まず、比較的戦闘が得意なメンバーが、陽動後も居残った兵士を無力化する。
 ただしここで派手な戦闘になっては無意味なので、場合によっては見張りに専念し、救出活動が見つからないことを優先する取り決めになっていた。
 そして安全が確保された状態で、フレデリカら開錠や開放の技能を持つ者たちが動く。
 残るメンバーは、解放された者の誘導や脱出の補助に当たることになっていた。
 過酷な労働などによって、満足に体を動かせない人がいることも考えられたからだ]

(61) 2020/11/17(Tue) 20:29:00

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